〝次〟はない――。なでしこジャパンのDF清水梨紗(28)が、パリ五輪金メダルへの熱い思いを明かした。

 なでしこ不動の右サイドバックは8日、DF熊谷紗希主将(ローマ)ら代表メンバーとともに、千葉市内でパリ五輪へ向けた活動をスタートさせた。酷暑の中、積極的に声を出してチームを引っ張り「きつい練習の時こそ(声出しで)みんなでやるというところは意識しているし、自分自身への励ましにもなる」と説明した。

 2021年東京大会に続く五輪の舞台。清水は「W杯だったり、五輪に出場して、悔しい思いしかしていない。アンダーカテゴリーを含めて、世界を取ったことがないので、そういった部分で強い気持ちがあるし、また次(の五輪やW杯)というのは嫌だなと思っている。この大会にかけて、チームが優勝できるように必死に取り組んでいきたい」と力を込めた。

 2023―24年シーズン限りでイングランド女子スーパーリーグのウェストハムを退団。なでしこジャパンのMF長谷川唯が所属する同リーグのマンチェスター・シティー入りが報じられたが、現段階では正式発表はない。未定とはいえ、パリ五輪は新天地での定位置確保へ向けても重要だ。清水は「自分自身ができることをやるのが、一番のアピールかなと思う」と全力投球を誓った。