イングランド・プレミアリーグ第36節が15日に行われ、サウサンプトンの日本代表MF南野拓実(26)がホームのフラム戦に先発出場し、3―1の勝利に貢献した。得点こそ奪えなかったが、前線から中盤まで幅広く仕事をこなし、変幻自在のプレーで存在感を示した。

 11日(日本時間12日)のクリスタルパレス戦から2試合連続で先発のピッチに立った背番号19は、右の攻撃的MFとして積極的なプレーを展開した。前半4分には最終ラインからのロングフィードに反応。わずかに届かずGKにキャッチされたが、裏を取る動きで相手守備陣に怖さを与えた。

 さらに16分には前線からのショートカウンターでペナルティーエリア右からドリブルで侵入。GKとの1対1をつくったが、シュートに入る直前に相手DFに足を入れられて得点には至らなかった。

 だがこれで流れをつかんだチームは27分にセットプレーからFWアダムスが右足で合わせて先制に成功。いい流れの中で迎えた後半15分にも途中出場のDFテラのプレミアリーグ初ゴールでリードを広げた。このシーンでも南野は中盤に下りて相手DFとボランチの間でパスを受ける絶妙プレーで起点をつくり、前線へのパスでゴールをお膳立てした。

 その後、南野は1点を失った直後の31分に退いたが、チームは38分に抜群のパスワークから最後はMFウォルコットがダメ押しの3点目を決めて勝負あり。全体的に運動量と連係で上回ったサウサンプトンが勝ち点3を手にした。

 一時は出場機会が激減した南野も2列目での動き出しが向上し、味方からの信頼感もアップ。残された2試合で2月20日のチェルシー戦以来のゴールを奪うシーンもありそうだ。