ドラゴンゲート20日の大田区総合体育館大会で、オープン・ザ・ドリームゲート王者のYAMATO(40)が箕浦康太(22)の挑戦を退け、初防衛に成功した。

 8日後楽園大会の挑戦者決定4WAY戦を制し、史上最年少戴冠を狙った箕浦の勢いに苦戦を強いられた。引退した吉野正人から挑戦者に伝授されたソル・ナシエンテ(変形腕固め)にも2度にわたり捕獲され、あわやの場面を作られた。

 それでも意地でロープに逃れたYAMATOは、スリーパーホールドからギャラリア(変形ドライバー)で形勢逆転に成功する。箕浦にこれをカウント1で返されると、強烈なエルボーから再びのギャラリアを発射。なおも粘る挑戦者を、最後はラグナロク(変形ギャラリア)で振り切った。

 試合後のリングでは「新しい風は全て俺がはね返したぞ。ドラゴンゲートの新しい時計の針はこの俺、YAMATOが動かすんだ。お前らはこの俺だけ見ていればいいんだよ。大田区! 今日の俺も最高にカッコ良かっただろ?」と勝ち誇り大会を締めくくった。

「20そこそこの若者と俺じゃあ、元からの体力が違った」と振り返りつつも「だけど、このリングを去っていった人間たちのことを考えたら、俺はこんなとこで若いヤツに負けるわけにはいかないでしょ」とキッパリ。新陳代謝の激しいドラゴンゲートのリングで常にトップとして戦い続ける〝象徴〟としてのプライドが、新鋭の挑戦をはね返した。

 王者は「俺は挑戦者は選ばない。勢いを見せてみろ。俺は誰でもいいぞ」と全方位に宣戦布告。最高峰のベルトは誰にも渡さない。