エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)の本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・DH」で出場し、4打数無安打、1三振だった。打率2割5分5厘。7回まで2点差の接戦も救援陣が8、9回に崩れてチームは0―10で大敗した。

 エンゼル・スタジアムの観客席から大歓声が上がったのは0―6の8回だった。先頭打者で打席に入り、マウンドは2番手の左腕レイリー。初球、80・3マイル(約129キロ)のほぼ真ん中のスライダーを少し開き気味に豪快にすくい上げた。角度38度で打ち上げた打球速度105・2マイル(約169キロ)の白球は漆黒の夜空に吸い込まれるように中堅後方へ。しかし、フェンス際で失速し、中堅手のグラブに収まった。飛距離386フィート(約118メートル)の大飛球だった。あと一伸び足りなかった。

 相手先発は左腕バルデス。0―2の初回二死無走者はフルカウントから外寄りの95・8マイル(約154キロ)のシンカーを引っ張って一ゴロ。4回先頭は1ストライクからの2球目、外角低めの94・2マイル(約152キロ)のシンカーを中堅へ強いゴロではじき返すもシフトで二塁ベース右側を守っていた遊撃手の正面に飛び、遊ゴロに倒れた。

 6回一死無走者はシンカー3球でカウント2―1とされると、4球目は外角への落差のあるカーブを見逃してストライク、5球目のカーブは外角高めに外れた。勝負の6球目、78・9マイル(約127キロ)の外角低めのカーブにバットは空を切った。

 本塁打王争いではロイヤルズのペレスがインディアンスとのダブルヘッダー第1試合で46号2ランを放ち、トップタイに並んだ。ペレスは今月8本と勢いは衰えず、ゲレロも7本と好調を維持している。一方、大谷は2本と壁に直面している。

 チームは残り12試合。日米のファンは劇的な逆転キングを信じている。ここから量産していきたい。