球界最年長のバットマンが一振りで勝利を呼び込んだ。

 中日・福留孝介外野手(44)が28日の巨人戦(バンテリン)で「5番・右翼」で先発出場。1―1の8回一死一塁、中川のスライダーを完璧に捉え、右翼スタンドへ決勝の4号2ランを突き刺した。「ちょっと上がりすぎたかなと思ったが、本当によく飛びました。とりあえず引っ張れる球を待って、なんとかしようと思っていた」と振り返る。

 逆転優勝を狙う巨人に対しては「これだけ強いチームだし、強いチームとやるときは負けないようにという思いは常に持っているので、そういう意味で勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべる。

 この日で44歳5か月での一発となり、球団の最年長本塁打記録を更新。与田監督も福留の決勝弾について「見事な一発ですね。それしかない。球場に早く来て黙々と準備をしている。そういう者が長く現役を続けて、ああいうところで一本が打てるのでは」と褒めちぎっていた。