【仏GI・ジャックルマロワ賞】GI・3連勝 愛国の女傑アルファセントーリ衝撃V再び?

【TPC秋山響の海外競馬解析】フランスのGIジャックルマロワ賞(ドーヴィル競馬場=芝直線1600メートル。JRA発売あり)が12日に迫った。日本馬ジェニアルの回避は残念だが、粒揃いのメンバーだけに必見のレースになる。

 ジャックルマロワ賞は、フランスにおける真夏のマイル王者を決めるレースだ。その総賞金100万ユーロ(約1億3000万円)はフランスのマイル戦としてはナンバーワンの位置を占める。

 これまで1987、88年連覇のミエスク、99年のドバイミレニアムなど歴史に残る名馬が優勝。日本からは86年にギャロップダイナが初めて参戦して12着に終わったが、98年にはタイキシャトルが見事に優勝。2003年にはテレグノシスとローエングリンの2頭が出走し、テレグノシスが3着に好走した(ローエングリンは10着)。

 今年のレースで注目を集めているのは愛1000ギニーから前走のファルマスSまでマイルGIを3連勝中のアルファセントーリ(牝3=父マスタークラフツマン、愛J・ハリントン厩舎)。6馬身差&コースレコードで快勝した2走前のGIコロネーションSは衝撃的な強さだった。このレベルの走りを再現されると、他馬は苦しくなる。

 そのほか、GIクイーンアンS(芝8ハロン)を最後方から差し切ったアクシデンタルエージェント(牡4=父デリゲイター、英E・ジョンソンホートン厩舎)、牝馬限定戦ではあるが、ジャックルマロワ賞と同コース同距離のGIロトシルト賞を3馬身差で制したウィズユー(牝3=父ダンシリ、仏F・ヘッド厩舎)、同じくジャックルマロワ賞と同距離同コースの3歳限定GIジャンプラ賞(2着)での追い上げが目立ったカスカディアン(牡3=父ニューアプローチ、仏A・ファーブル厩舎)なども有力。それに現時点で出否未定だが、今年のGIドバイワールドC(ダ2000メートル)を快勝したサンダースノー(牡4=父ヘルメット)が芝に戻ってどのような走りを見せるのかも興味深い。


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