高柳大輔調教師が研修先で見つけた「有力厩舎の共通点」とは

【稲富菜穂のだいじょばない特別編】どうも、稲富菜穂です。この猛暑で自分の一部が溶けちゃったのでは…と思うほどの滝汗を毎日流してます(関東はここ数日、涼しいそうで、うらやましい〜)。そんな滝汗を見ても、引くことなく、丁寧に対応してくださったのが…。

 夏恒例企画第3弾「絶対礼儀(仮)」は高柳大輔先生(41)の登場です。まずはどういった経緯で調教師に?

「実家が(高柳)牧場なのもあって。ノーザンファームに就職して、その後に栗東トレセンへ。兄(高柳瑞樹調教師)に勧められたこともあって、調教師を目指しました」

 実家が牧場ってすごっ! まさに馬に囲まれて…という感じですかねぇ。初勝利(4月8日)を挙げられた時は?

「その時は福島にいたもので“あっ、阪神で勝ったか”と。まあ勝てるんじゃないかと思っていたので、安堵感の方が大きかったですね」

 その場にいられなかったのは残念ですねぇ! 先ほどもお話に上がりましたが、お兄さんが美浦で調教師をされていますよね。初勝利の時は何か連絡はありましたか?

「メールで“おめでとう”と。そういう時って、たくさん連絡がくるので兄なりの気遣いだったんだと思います。後日、電話で“頑張れよ”と。僕にとっては常に前にいるような存在です」

 くぅ〜っ、なんてステキな関係なんだ! 一人っ子で妄想強めな私としては、うらやましい限りです…ってそんな私の話は置いといて、と。今、調教師生活をどう感じていますか?

「最初の1〜2か月はとにかく忙しすぎて余裕がなく、寝ても起きても厩舎のことしか考えていない状態でした。厩舎を運営するには、例えばあるスタッフがいた前の厩舎と少し違うことをしたら、一つひとつ説明していかないとダメなんで。あのことは説明したかな、これはどうだったかなって感じになって…。今はだいぶ流れが円滑になった気はしますが、まだまだやりたいことがたくさんあるので少しずつ進めていきたいですね」

 本当に大変なお仕事ですよね。ちなみに研修はどちらで?

「矢作、角居、音無先生のところで学ばせてもらって。もちろん、自分がいた大久保厩舎や安田(隆)厩舎で学んだことがベースになりますが、研修で見て“これ、いいな”と思ったことを取り入れています。特色が違うトップトレーナーの方々から、いろんなことを学ばせていただきました」

 名だたる調教師さんたちのところを、たくさん回られたんですねっ! それが効果的にミックスされたら最強すぎます…!

「時間があれば、もっと他の厩舎も回らせていただきたかったくらい。やっぱり実際に中に入ってみないと細かいところまでは見えてこないので本当に良かったです」

 …。私ももっと貪欲になろう。そんな先生の理想像は?

「研修させてもらった先生方の共通点が一つあって。調教師が不在な時も成績を上げているんです。例えば僕自身が北海道に出張に行っても(スタッフと)連絡を取り合って結果を残せる…そんなふうになりたいな、と」

 厩舎をより良く回転させるにはそういうことも大事なんですね! では最後に目標をお聞かせくださいっ。

「将来的には海外に目を向けていきたいなと思っています。矢作先生のところでドバイに連れて行ってもらった時に、向こうでお世話になった方々にも(今度は調教師として)〝早く来いよ〟と言ってもらって。行ける馬がいたら連れて行って、自分の成長をお世話になった方々に見てもらいたいなと思います」

 感謝の気持ちを忘れない高柳大輔先生。今夏はもちろん、この先も期待大です!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。


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