【エルムS】6歳にして初の北海道参戦ブラゾンドゥリスに「Wの幸運」

【エルムS(日曜=12日、札幌ダート1700メートル)得ダネ情報】過去10年で1番人気はわずか3連対。GIIIエルムSを難解にしているのが施行時期や独特なコース形態とするなら…。キャリア29戦目にして初めて夏の北海道シリーズに参戦してきたブラゾンドゥリスは実に気になる存在だ。あえて未知の舞台に出走を決めた陣営の狙いとは果たして!?

 2歳暮れにデビューしてから6歳夏を迎えたここまで、ブラゾンドゥリスは3度の夏競馬を経験しているものの、8月の盛夏にレースに出走したことは一度もない。「夏場がどうしても苦手。6〜7月くらいになると、その兆候が出てくる」と尾形調教師は常々、頭を悩ませており、昨年は早々と5月下旬の欅S(6着)を最後に秋に備えるローテーションを選択したほどだ。

 一方で出走枠の問題も介在する。上位の賞金を持ち得ていないブラゾンドゥリスは狙ったレースに簡単に出走できる状況になく、適性を見ながら、賞金的に使えるレースを選んでいくしかないのだ。

 フルゲート(14頭)ギリギリの登録で収まったこと、さらには涼しい北海道のレース。今回のエルムS出走は、ブラゾンドゥリスにとって「2つの幸運」が重なった結果とも言える。

 他陣営の動向から出走可能と判断し、3日に函館競馬場入り。しかも、このあたりを境に気温が低下し、朝晩は肌寒いほどになったのもまた幸運と言えようか。

「美浦にいる時はバテバテで正直、ダメかなって思ってました。それが函館に来たらこの涼しさ。全然違うというか、急に元気になった感じですね。外気が暑いと普段から息がフーフーするくらいなんだけど、こっちではまったくそんなことがないんです」とは担当の谷口調教厩務員だ。

 8月の競馬が初めてなら、札幌も初コース。ただし、いわゆる小回り1700メートルの舞台は過去2、1、2、4着と抜群の安定感を見せている。

「本来はもう少し短い方がいいのかもしれないけど、小回りだし先行できれば問題なくこなせるんだよね。以前ほどモマれ弱いところを見せなくなっているのも大きい」

 要は苦手の暑ささえ避けられる状況なら「勝機あり」と判断しての参戦。決してノーマークにできる馬ではない。


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