田中将大 20年東京五輪出場の可能性

  ヤンキース・田中将大投手(30)が2日、東京都内で自身がアンバサダーを務めるスイスの高級時計ブランド「ウブロ」主催のチャリティーイベントに登場した。同イベントには平昌冬季パラリンピック・スノーボードの金メダリストで、2020年東京パラリンピックでは陸上走り高跳びでの出場を表明している成田緑夢(24)も参加したが、気になるのは田中の東京五輪出場だ。

 イベントのトークセッションでは、今季を振り返ってと問われ「まあ、悔しいシーズンでした。シーズン通していい投球ができなかったことに尽きますかね。チームもワールドシリーズ制覇に届かなかったので、悔しいですね」と神妙な面持ち。そして「一番はワールドシリーズ制覇。僕自身はその中で1シーズン、ローテーションを守ってクオリティーの高い投球をしていけたら」と続けた。
 成田とは初対面ながら「好青年。だから世界でトップに立てると思う」と絶賛。また「未来を考えることではなく、目の前のことを全力で」とコメントした成田に強く共感した右腕は「何か壁が現れたときには目を背けずにしっかり対峙して、今できることをやることがその先につながっていく」と、自身の経験と重ね合わせるように語った。

 成田はこの場で改めて東京パラリンピックに走り高跳びでの出場を宣言。冬季、夏季パラリンピック両方で金メダル獲得を狙うことに「これを成し遂げた人は世界でほとんどいない。この“困難”が大きいほどワクワク楽しい」と笑顔を見せた。これを聞いた田中は「すごいです、ホント」とたたえたが、気になるのはやはり田中の東京五輪出場だ。プロ2年目の08年に北京五輪に出場。3試合に登板して7回を失点0だった。

 田中本人はその意思を明らかにしていないが、仮に本人が意欲を示したとしても出場は厳しいというのが現状だろう。20年は田中がヤンキースと結んだ7年契約のちょうど最終年。このシーズンの成績が、新たに結ぶ契約に大きく影響する。しかも近年、メジャーでは選手の“全盛期”といわれる年齢の設定が若くなる傾向があり、30歳代から新たに長期契約を結ぶことがシビアな状況になりつつある。そして何よりもヤンキースが、WBCなどの選手供出には消極的だ。田中の意思だけではどうにもならない状況が待っているのだ。

 イベントの最後、報道陣に対応した田中は来季について「(メジャー)6シーズン目を迎える。なかなか自分自身が思う投球もできてないし、周りの方々の期待にも応えられていないのも感じるので、来シーズンこそはという思いがある」と決意を新たにした。一方でポスティングシステムでのメジャー移籍を希望する西武・菊池については、現段階で正式に決まった事項がないこともあり「頑張れよ、と言いたいです」と短い言葉でエールを送った。誰がメジャーに来ようが“まずは自分”で来季を見据える。


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