【フィギュア男女混合団体戦「ジャパンOP」】新ルールの吉兆 専門家はこう見る

 フィギュアスケートの男女混合団体戦「ジャパン・オープン」(6日、さいたまスーパーアリーナ)、日本は平昌五輪男子銀メダルの宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が非公認ながら今季世界最高に相当する高得点を出すなど、合計621・91点で2年ぶり9度目の優勝を果たした。今季はルール変更があり、男子フリーの演技時間は4分30秒から4分に短縮されたが、日本選手に影響はあるのか。専門家の見解は――。

 日本の先陣を切って登場の織田信成(31)が引退から5年とは思えないノーミスの演技で176・95点をマーク。宇野は「現役として(織田より)低い点を出すと立場がない」と奮起。186・69点を叩き出し、リードを奪った。女子も坂本花織(18=シスメックス)が2位、宮原知子(20=関大)が3位と健闘し、日本が2年ぶりの優勝を果たした。

 今大会の結果と同時に注目されたのは、新ルールへの対応。特に男子フリーは演技時間が短くなり、ジャンプの回数が8回から7回に減るなど大きな変更があった。これまでよりも密度の濃いパフォーマンスが求められることに、宇野も「最初は忙しいなと思った」と戸惑いを感じたという。

 元国際審判員でフィギュア解説者の杉田秀男氏(83)は新ルールのポイントはステップにあると指摘する。ステップで最も高いレベル4を獲得するには多くの種類のターン、ステップを組み込む必要があるが「最近はレベルを取るために時間がかかる傾向がある。長い選手は40秒ぐらいステップをやっている」。当然、ジャンプ、スピンなど、他の要素に使える時間は減ることで、より慌ただしいプログラムになるというわけだ。

 その上で気になるのは日本選手への影響だ。平昌五輪金メダルの羽生結弦(23=ANA)と同銀メダルを獲得した宇野について「2人のステップはレベルを取るための間延びしたものではなく、プログラムを表現するためのもの。演技時間の短縮に限らず、今回の改正がマイナスになるとは思いません」(杉田氏)。

 大きなルール改正の直後とあって「選手だけではなく、ジャッジも本音では手探り状態だと思います」。新ルールのもとで、どんなプログラムがより高い評価を受けるのかなど、まだまだ不透明な部分はあるものの、2大エースの行く手を阻むものではなさそうだ。


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