【ボクシング】田中恒成の初防衛戦相手は田口良一か

 9月に世界最速タイの12戦で3階級制覇を達成したWBO世界フライ級王者の田中恒成(23)が8日、名古屋市内の畑中ジムで会見。畑中清詞会長(51)は初防衛戦の相手として元WBA&IBF世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)との交渉が進んでいることを明かした。

 この日田中は練習を再開。初防衛戦、さらに4階級制覇への動きに注目が集まる中「来年はこのベルトを守り続けたい。すぐに4階級制覇という選択肢はない。来年、再来年をめどに視野に入れてます」と話した。畑中会長も「来年は年末にでも統一戦ができればいい」とした上で次戦について田口陣営からアプローチがあったと語った。「いい方向で話が進んでいるのは確か。(来)春ぐらいにと思っています」

 実現すれば、実に1年数か月越しの悲願成就となる。昨年、当時WBOライトフライ級王者だった田中はWBA同級王者だった田口との大みそか統一戦を熱望。交渉も進んでいたが、同9月に田中が眼窩底骨折を負い流れた経緯がある。

 田中は階級を上げ、今年9月24日にWBOフライ級王者木村翔(29=青木)に判定勝ちし3階級制覇。一方の田口は5月に王座から陥落した。お互いの立場は当時とは違うが、田中は「勝つだけじゃなく倒しにいきたい。自信はあります。(1年前負傷したから)ごめんなさいという気持ちでやる気はない。失礼な話。強い選手だからやる」と全力で臨む構えだ。

 木村戦がWBO年間最高試合に選ばれるなど一気に知名度も世界級となった田中は、WBO年次総会でバルカルセル会長ら役員に対戦を直接アピール。因縁の夢対決が実現するのか注目だ。


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