【スキージャンプ】小林陵侑 日本男子初のW杯4連勝 ジャンプ週間3連勝

【オーストリア・インスブルック発】ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦(ヒルサイズ=HS130メートル)が行われ、小林陵侑(22=土屋ホーム)が合計267・0点で、ジャンプ週間3連勝を果たし、日本のジャンプ男子で初となるW杯4連勝を飾った。今季、通算ともに7勝目。W杯のシーズン勝利数で6勝の葛西紀明(46=土屋ホーム)を上回り、日本男子で単独最多となった。

 1回目で最長不倒の136・5メートルを飛んで首位に立ち、2回目もトップの131メートルをマーク。インスブルックの会場はすり鉢状の構造の影響で、風の向きや強さが安定しないことが多く、小林陵も「すごく運に左右される」と警戒していた。だがそんな不安も一掃。2回ともHSを越える大飛躍に「すごくいいジャンプができてうれしい。楽しかった」と表情を崩した。

 67回目を数えるジャンプ週間の総合優勝は、4戦計8回の飛躍の合計点で争うが、総合2位のマルクス・アイゼンビヒラー(27=ドイツ)との差を45・5点(飛距離換算で25メートル以上)に広げた。1997―98年シーズンの船木和喜(43=フィット)以来日本勢2人目の総合優勝に前進。6日(日本時間7日)のビショフスホーフェン(オーストリア)大会では2001―02シーズンのスベン・ハンナバルト(44=ドイツ)、昨季のカミル・ストッホ(31=ポーランド)に続く史上3人目の完全制覇が懸かる。

 他の日本勢は佐藤幸椰(23)が6位、伊東大貴(33)が15位、小林潤志郎(27=以上雪印メグミルク)が26位。中村直幹(22=東海大)、葛西は1対1の対戦形式で争った1回目で敗れて2回目に進めず、それぞれ31、32位だった。


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