輪島さん“力道山的”追悼エピソード 練習パートナーだった全日・渕が語る

 全日本プロレスは10日の東京・後楽園ホール大会前、8日に死去した大相撲の元横綱でプロレスラーとしても活躍した輪島大士(本名・輪島博、享年70)さんの追悼セレモニーを行った。

 遺影は重鎮の渕正信(64)が持ち、秋山準社長(49)ら所属選手がリングを囲んで追悼の10カウントゴングが鳴らされた。輪島さんは1986年に全日プロに入門し、同年11月1日のタイガー・ジェット・シン戦で日本デビューした。

 デビュー当時、練習相手を務めた渕は「本当に真面目に練習に取り組む人だった。当時はまだ肉体改造という意識は根づいていなかったけど、リング上の受け身、ランニング、ウエートとあらゆるトレーニングに取り組んでいた。相撲からプロレスに転向した力道山先生がそうだったと聞いてるけど、輪島さんは当時38歳だからね。ある意味、革命的だった」と練習熱心さを振り返った。

 私生活でも酒の席によく呼ばれたという。夜、自宅に電話がかかってきては赤坂や銀座に繰り出した。

「『1人で赤坂にいるから来い』と呼ばれて行くと、本当に料亭でふぐ鍋やふぐ刺しを前に1人で待っているんだ。俺は独身だったから誘いやすかったのかな。明るい酒で、借金の話を聞くと『渕君、飲んでる時は金の話はやぼだよ』とたしなめられた。粋な人だった」

 レスラーとしての才能にも驚いたという。「地の力というか、かいな力が人並み外れていた。もうあんな人は出てこないだろうね」と沈痛な表情を浮かべた。

 輪島さんの通夜は14日午後6時から、葬儀・告別式は15日午前10時から東京・青山葬儀所で営まれる。喪主は妻の留美(るみ)さん。


関連記事

おすすめ情報

東スポWebの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索