青森県七戸町のトラック運転手の男性に対する殺人容疑で再逮捕された無職の男(47)ら3容疑者が、円柱型のプラスチック容器に入れた男性を町内の土場に埋めた後、地中から掘り起こし、別の場所に埋め直していたとみられることが18日、明らかになった。

 県警によると、容疑者らは1月7日午後6時35分ごろ、同町上平の男性方前で暴行を加え、車に監禁した状態で連れ去った。

 同日午後7時20分ごろから2月2日ごろまでの間、3容疑者は47歳男の容疑者の母が所有する同町森ケ沢の土場で、男性をプラスチック容器に入れ、数日間にわたりコンテナ内に放置したとされる。その後、同町猪ノ鼻にある47歳男の容疑者の姉所有の土場に車を使って容器を運び、地中に埋めた。さらに何らかの理由で、容器を掘り起こし、直線距離で約2.3キロ離れた同町家ノ下にある他人の私有地に運び、同月2日ごろ、地中に容器を埋め直した。

 県警は、埋め直した経緯などについて調べを進めている。