青森市の内装会社、小倉内装(小倉勝茂社長)は、人と環境に優しい色塗りおもちゃ「ウッドスタンド色ぬりセット」を発売した。「色塗りを親子で楽しむことで、県内の子どもたちが地元素材のあおもり藍や、ものづくりに興味を持つきっかけになれば」と期待を込める。

 同セットは、県内の神社境内で生じた間伐材を再利用して作った木製のピースに、同社などが開発したあおもり藍や米油など自然素材のみで作られた抗菌作用がある自然塗料「SAFEECO(セフィーコ)」を塗って楽しむおもちゃ。

 同セットは、山や木などをかたどったピースが入った「ビレッジ」とビルやタワーなどをかたどったピースが入った「シティー」、両方が一緒になった「デラックス」の3種類。全種類に5色の自然塗料と、色塗り用のスポンジが付属している。

 小倉社長は「スポンジで簡単に色塗りができる。自由な発想で色塗りやレイアウトを考えながら大人も一緒に楽しんでほしい」と話した。

 塗装後は、オブジェや写真立てとしても使える。売り上げの一部を、地域貢献活動の一環として、市内の子ども食堂などを経営する団体に寄付する予定だ。

 価格は、ビレッジとシティーが12ピース入りで4180円(税込み)、デラックスは24ピース入りで7260円(税込み)。SAFEECOのオンラインショップで販売中。