20日午前7時半ごろ、青森市古川2丁目の国道7号で、市営バスと乗用車2台が絡む事故があった。片方の乗用車を運転していた同市羽白沢田、無職の容疑者の男(21)が、アルコール検知器による飲酒検査の手続き中に、男性警部補(48)に暴行したとして、青森署が公務執行妨害の疑いで容疑者を現行犯逮捕した。事故によるけが人はなく、バスの大幅な遅延はなかった。

 逮捕容疑は同日午前8時40分ごろ、事故現場で、男性警部補の右胸を右手で押す暴行を加え、職務を妨害した疑い。否認している。

 その後の捜査で、容疑者からはアルコールが検出されており、同署は事故原因や余罪を調べている。

 現場は片側4車線の直線道路で、事故処理のため、付近では渋滞が発生。警察官が交通整理を行った。