青森県八戸市十三日町の商業ビル「ヴィアノヴァ」地下の空きテナント部分をリニューアルした「NOMI NOVA(のみのば)」が28日、オープンした。新たに飲食店10店舗が出店し、同ビル地下や十三日町の活性化を目指す。

 同ビルを運営するリオ・コンサルティング(東京)が空きテナントだったスペースを改修した。居酒屋、創作和食、県内初出店の「焼肉ホルモンたけ田」などが出店している。

 また、エレベーター前の共有スペースには、八戸工業大学感性デザイン学部の宇野あずさ講師と研究室の学生が八戸えんぶりをテーマにした壁画を描いた。

 同日はオープンに先立ちセレモニーを開催。市や八戸商工会議所、十三日町商店街振興組合の関係者ら約30人が集まった。リオ社の小杉裕康代表取締役は「チーノはちのへ跡地の再開発などでこのエリアがさらに盛り上がっていく中、のみのばをオープンできることをうれしく思う。たくさんお店があるので、盛り上げていただくようないい場所になれば」とあいさつした。