青森県は28日、今年の夏に開設を予定している県内の主な海水・湖水浴場計20カ所(17海水浴場、3湖水浴場)の水質調査結果を公表した。「不適」や改善対策を必要とする場所はなかった。

 調査は県(採水は各市町村)、青森市、八戸市が4月下旬〜5月中旬に実施。各地のふん便性大腸菌群数、化学的酸素要求量(COD)、透明度、油膜の有無を調べた。水質の良い順にAA、A、B、C、不適−の5段階で判定。AAとAを「適」、BとCを「可」とした。

 県環境保全課によると、今年はAA9カ所、B8カ所、C3カ所。Aと不適はゼロだった。CはいずれもCODの項目での判定だったという。

 各海水・湖水浴場の水質は次の通り。

 ▽AA 合浦、サンセットビーチあさむし(以上青森市)鯵ケ沢(鯵ケ沢町)白浜(八戸市)椿山(平内町)出来島(つがる市)岡崎海岸(深浦町)三沢ビードルビーチ(三沢市)折腰内(中泊町)

 ▽B 十符ケ浦(野辺地町)観瀾山公園、平舘(以上外ケ浜町)玉松(蓬田村)砂浜海岸(横浜町)蕪島(八戸市)マグアビーチ(つがる市)かわうち・まりん・びーち(むつ市)

 ▽C 小川原湖(三沢市)わかさぎ公園、小川原湖公園(以上東北町)