昨年11月末に落馬負傷し休養中だった池添謙一(43=栗東・フリー)が31日に調教での騎乗再開を自身のSNSで報告した。

 池添は昨年11月26日の阪神競馬で入線後に落馬し、腰部を打撲。後に骨折が判明した。復帰の時期については父の池添兼雄調教師が定年を迎える2月末を目標としていた。

 2か月ぶりの騎乗再開となる1頭目は2月12日のGⅡ京都記念に出走予定のプラダリア(牡4・池添学)で、池添は自身のインスタグラムで「少し不安でしたけど大人しくしてくれました笑」と無事調教を終えたことを笑顔のサムアップポーズで報告した。

 休養の期間は騎手としても大事な時間だったようで「たった2か月かもしれないけど自分にとってはすごく長く感じたし色々な事を考えさせられる期間でした」と明かす。最後は「まずは復帰に向けて一歩踏み出せました」と気持ちを新たにしていた。

著者:東スポ競馬編集部