3日の阪神メインで行われたギャラクシーS(3歳上オープン、ダ1400メートル)は、マルモリスペシャル(牡4・大橋)が優勝。8番人気と戦前の評価は決して高くなかったが、レースぶりは強いのひと言。前半3ハロン34秒2のハイペースを前々4〜5番手で流れに乗ると直線、力強くひと伸び。最後は猛追する2着馬をクビ差競り落とし、気迫のVゴールを決めた。勝ち時計は1分23秒7(良)。

 ルーキー田口は、これが特別戦&メイン初勝利。「北村(宏)さんや泉谷さんからもオープンでもやれる力があると聞いていました。ゲートは速いのですが、好位でうまく脚がたまって、最後まで粘ってくれました。オープンを勝つことができて良かったです」と笑顔がはじけた。師匠の大橋調教師も「ホッとした。完璧だったね。2走前(ペルセウスS4着)でも結構やれていたし、まだ4歳で伸びシロがある。数も使っていないからね」と人馬を称えていた。

著者:東スポ競馬編集部