ラヴァンダ(5月8日撮影)
ラヴァンダ(5月8日撮影)

オークス2024

[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳牝、東京競馬場・芝2400メートル]

〈栗東〉フローラSで2着に入ったラヴァンダ(牝3・中村)が9日朝、ウッドでGⅠオークス(19日=東京芝2400メートル)へ向けて1週前追い切りを行った。

 田中(レースは岩田望)を背にグルーヴビート(古馬1勝クラス)、ラスク(3歳未勝利)を大きく追走する形でスタート。序盤はゆったりとしたペースで進み、半マイル標識を過ぎたところで一気にペースアップ。直線入り口で馬体を併せると最後は進路を最内に取り、軽く仕掛けただけで1馬身抜け出してゴールした。6ハロン84・8秒と全体時計は目立たないが、ラスト1ハロン11・2秒とシャープな反応。東京遠征、2000メートルを走ったあとでも疲れは皆無だ。

「使っているので息を整える程度。後ろから行って(ゴール板で馬体を)並べる指示でした。攻めは走るので勢いが違い過ぎて抜けてきたけど、シッカリと回復して次のレースへ向かっていけていると思います。前走は初の2000メートルでしたけど、力むところもなくて2400メートルでも対応できる内容でした」と中村調教師は順調な調整ぶりをアピールした。

著者:東スポ競馬編集部