昨年の2着馬セリフォス(左)はひと叩きで上昇気配
昨年の2着馬セリフォス(左)はひと叩きで上昇気配

安田記念2024

[GⅠ安田記念=2024年6月2日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

<栗東>GⅠ安田記念(6月2日)に出走予定のセリフォスが1週前追い切りを行った。川田が騎乗して栗東ウッドで併せ馬。エスコーラ(古馬オープン)を追走する形で進み、内から馬体を並べて馬なりのまま併入。6ハロン78・9―11・2秒の時計をマークした。しっかりと負荷のかけられた調整で、本番へ向けて態勢はほぼ整ったとみて良さそうだ。

 福永助手は「休み明けで万全の仕上がり状態にまではなく、まだ本調子手前かとみていた前走(マイラーズC2着)でしたが、レースに行って地力のあるところを見せてくれました。ダメージが残った様子も見られず、在厩のまま調整を順調に進められています。GⅠとなれば相手はさらに強くなりますが、もうひとつ調子を上げてレースに臨めるよう体調を整えていきたいですね」と話した。

著者:東スポ競馬編集部