福永洋一記念を勝ったグッドヒューマー
福永洋一記念を勝ったグッドヒューマー

 高知競馬場で26日に行われた第15回福永洋一記念(重賞、4歳上・1600メートル)は、9番人気の伏兵・グッドヒューマー(セン10・打越勇)が逃げ切り勝ち。今年1月の大高坂賞以来となる重賞3勝目を挙げた。単勝1・1倍の圧倒的支持を集めたユメノホノオ(牡4・田中守)は4馬身差の2着に終わり、連勝は12でストップ。3着にはデシジョン(牡5・西川敏)が入った。勝ち時計は1分44秒1(稍重)。

 モタつく人気勢を尻目に、好スタートから快調に飛ばしそのまま逃げ切ったグッドヒューマーと鞍上の永森大智。最後は後続に4馬身差をつける圧勝だった。会心の逃走劇に永森は「昨日から前残りの馬場だったのでとにかくスタートにだけ集中しました」としてやったり。「強い馬が差しに来るのは分かっていたので、自分から強気に動いて行きました。馬も良く応えてくれました」と快勝を喜んだ。

 これで福永洋一記念は3勝目となる永森。「どのレースも勝ちたいですが、それ以上に重みがありますね」と強い思い入れを語る。来年度は地方交流重賞となる予定だが「他地区の馬に負けないように頑張ります」と意気込みを語った。

著者:東スポ競馬編集部