キングカメハメハ(04年日本ダービー)
キングカメハメハ(04年日本ダービー)

 4日、JRAは2024年度の顕彰馬を発表し、コントレイル、キングカメハメハが選出された。

 キングカメハメハは04年にNHKマイルC→ダービーの変則2冠を達成。同年秋に故障のため無念の引退となったが、種牡馬入り後もレイデオロ、ドゥラメンテのダービー馬2頭をはじめ3冠牝馬アパパネ、香港スプリント連覇のロードカナロア、ダートGⅠ馬ホッコータルマエなどカテゴリーを問わず一流馬を輩出した。その子供たちも種牡馬・繁殖馬として活躍しており、「キンカメ系」として日本競馬のサイアーラインに大きな影響を与え続けている。

 金子真人オーナーのコメント「この度はJRA顕彰馬に選出いただき、心より感謝申し上げます。キングカメハメハの競走生活は短いものではありましたが、種牡馬として活躍の場を得られたことで我々関係者と彼の夢は続きました。その血は絶えることなく、今もその夢をつないでくれていることが、この受賞でより感慨深いものとなりました。受賞をきっかけに、彼の現役時代をご存じない新しい競馬ファンの方々にも、キングの名に恥じない彼の功績を知っていただけることもうれしく思います」

 松田国英元調教師のコメント「このたびはキングカメハメハを顕彰馬に選定していただき、大変光栄に、そして感謝しております。馬主、牧場関係者に感謝します。開業獣医師、JRA獣医師、福田装蹄師、そして厩舎スタッフは、日々丁寧に仕事をしてくれました。福永祐一騎手、D・バルジュー騎手、武豊騎手、そして安藤勝己騎手は、それぞれのレースで、ダービー勝利に向けて十分に配慮した騎乗をしてくれました。今振り返っても、一流の騎乗であったと感じます。残念ながら、屈腱炎で長期休養を余儀なくされ引退となりましたが〝現在の腱ドック検査があれば未然に防げた可能性が〟とも思います。また、GⅠを勝利した産駒たちはすごい成績を積み上げ、種牡馬や種牝馬としても素晴らしいと思っております。この度の顕彰馬選定に、ファンの皆さま、報道関係者の皆さまには計り知れない感謝を覚えます」

著者:東スポ競馬編集部