豪快に差し切ったニタモノドウシ
豪快に差し切ったニタモノドウシ

 30日、福島芝1200メートルで行われた6R・2歳新馬は単勝2番人気のディーマジェスティ産駒・ニタモノドウシ(牡・高木)が直線で大外に進路を取り、豪快な差し切りを決めた。勝ち時計は1分10秒5(良)。

 大きく出遅れた時点で万事休すと思われたが、肝が据わった鞍上の待機策が好結果を引き寄せた。「ビックリしてゲートは出ませんでしたが、しまいに脚を使うだろうと思い焦らずじっくり運びました。2着馬(ナムラトロム)がいい感じで上がって行ったので付いて行く形で。ラストは良い伸びでしたね。能力がありますし本当にいい馬です」と菅原明はパートナーの資質を絶賛した。

 兄3頭も管理している高木調教師は「上と違って切れ味タイプですね」と〝似たもの同士〟ではないことを明かしつつ「千二は忙しそうかな?と思っていましたが結果を出してくれました」と最速33秒6の決め手を称賛。今後は馬の状態を見ながら決定される。

著者:東スポ競馬編集部