スパーキングレディーカップ2024
[JpnⅢスパーキングレディーカップ=2024年7月3日(水曜)、川崎競馬場・3歳上牝、ダート1600メートル]
【聞かせて!核心】舞台となる川崎競馬場は南関東競馬場の中で最もコーナーが小さく急カーブを描いており、器用な立ち回りが求められる。出走メンバーはここで結果を出して、秋のJpnIレディスクラシックへ向けて弾みをつけたいところだ。ベストパートナーとして陣営が最も信頼する菱田とともに、初めてのマイルに挑戦するのがアーテルアストレア(牝5・橋口)。決戦を目前に管理する橋口慎介調教師(49)に意気込みをうかがった。
――川崎競馬場で行われた前走のエンプレス杯は6着でした
橋口調教師 少し早く動き過ぎたのもあったと思いますが、今のアーテルアストレアにとって2100メートルは若干長かったです。最後は止まってしまいました。
――ここまでの調整過程は
橋口師 前走後はチャンピオンヒルズへ放牧に出し、レースから逆算して帰厩しました。ここまですこぶる順調にこれましたよ。
――川崎競馬場で走るのは昨年と今年のエンプレス杯に続く3度目
橋口師 結果は出ていませんが、この馬にとって左回りはプラスですからね。もし、ここで結果が出なければ川崎が合わないのだろうと思いますが、現状は合わないとは思っていません。
――マイルはキャリアを通じて初めての距離
橋口師 前走を見る限り、この機会に距離を短縮するのはいいと思っています。鞍上も同じ意見です。
――レースのイメージは
橋口師 流れ次第ではありますが、やはりこの馬のラストの末脚を生かせるような競馬がしたいですね。ペースがどうなってもひっかかることは決してない馬ですから。
――最後に意気込みを
橋口師 初めての距離になりますが馬の状態はいいですし、ここでアーテルアストレアの良さが生かせたら。期待しています。
![マイル戦に挑むアーテルアストレア](https://tospo-keiba.jp/images/articles/contents/shares/0002024/07/0703/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A2.jpg)
著者:東スポ競馬編集部