【レパードS】しまい確実の脚がさらに〝進化〟 アラレタバシルの後方一気に期待大/新人記者のトレセン日記

東スポ競馬8/1(木)11:36

レパードステークス2024

新人記者・栗栖歩乃花のトレセン日記

 トレセンで馬を見ていて、かわいい!と思うのはいつも栗毛の馬です。その中でも白い流星がスーッと鼻筋に通っていて、脚元が白くて靴下をはいているように見える子は特に目を引きます。日曜新潟のレパードSに出走するアラレタバシルはまさにその通りのルックス。どんな馬なのか取材してみました。

 小山助手も担当厩務員の小林さんもアラレタバシルの性格を「おとなしいです」と言います。確かに厩舎にいる姿を見てみると落ち着いてスッと立っている様子。小山助手によると以前は「やる気がない」という一面があったそうで、「野中ジョッキーもそう言っていたよ」。いい成績を残しているのに意外です。

 前走後は放牧に出ていたそうですが「放牧から戻ってきた方が馬の雰囲気もいいですし、成長した感じです」と小林さんは話します。小山助手も「もともとおとなしいですけど、年を少しずつ重ねている感じがしますね」。ちなみにそのおとなしさは「夏バテとかではない」とのこと。「(実際に)新馬や未勝利の頃は夏に中1〜2週で何度も走っていますし」とこの時期に強いことも教えてくれました。

「今までより反応がいいです」

アラレタバシルについて小林厩務員(左)と小山助手(右)を取材した栗栖記者
アラレタバシルについて小林厩務員(左)と小山助手(右)を取材した栗栖記者

 そんなアラレタバシルの最大の武器は「しまいの脚」。小山助手は「勝負根性があるし、一生懸命走ってくれます。前半は見ていて不安なくらい進まないこともありましたが、それでも勝ちましたからね」と話しますし、小林さんも「しまいは確実に伸びてくる」と口を揃えます。確かに今までのレースを確認しても、どんな競馬場でも最後はしっかり追い込んできていますよね。

 しかも、その決め手に最近、磨きがかかってきたとか。2週前追い切りで、併せた馬に騎乗して隣で見ていた小山助手によると「今までより反応がいいです。エンジンがかかるのが遅い馬ですが、ギアが上がるのが速くなっています」。先ほど書いた成長が調教の動きにもしっかり表れているそうなんです。

 進歩が見られる「しまいの脚」で重賞制覇へ――。枠についての希望も「特にないですね。砂を嫌がるところもあるけど、慣れているんで、出た枠で自分のリズムでいけたら」(小山助手)とのことですし、「ジョッキーも特性を分かっているので」と野中騎手との相性もバッチリ。アラレタバシルのレパードSから目が離せません。

著者:栗栖 歩乃花

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