地域の子どもやその保護者、住民に無償で温かい食事や交流を育む場を提供する「ふれあい食堂」が1月15日、いちょう団地自治会館(下和田262)で開催された。
これは大和市市内外で「教育事業」「子育て支援事業」などを目的に活動するNPO法人まちのかぜ(古賀智恵美理事長)が開いたもの。
当日は子ども5人と大人8人、ボランティア4人が参加。食事はキーマカレーやポテトサラダ、から揚げなどが一つの皿に盛りつけられ提供、参加者から「美味しい」と絶賛の声があがった。
古賀理事長は「いちょう団地の食事の提供については市から2年前に、子ども食堂を運営する団体を集めた場で、運営を担う団体を募っていた」と話し、「実際に私もその年の夏に自治会館を借り、子ども食堂を開催したものの上手くいかなかった」と振り返る。
この経験を活かし2022年9月から中学生以下の子どもたちに無料で月に1回、「おもいやり弁当」を配布。自治会との信頼関係を深めたことで、今回の食堂開催の実現に至った。
2月と3月にも「ふれあい食堂」を実施、4月からは「ふれあい食堂」を引き継ぐ形で「いちょう団地こども食堂」が月一回、2024年3月まで開かれる予定となる。
同団体ではボランティアの参加や無償での食材提供を募る。詳細・問い合わせは【携帯電話】080・5677・4956。