7回目の選挙戦は駅頭などで「街頭演説」を行い、タイムリーな市政情報を発信した。根底にあるのは「開かれた議会」への思い。「説明責任を果たすべく、広報活動の充実に傾注している」

犬蔵中でサッカーを始め、高校まで部活動で汗を流した。社会人となり、俳優の真田広之氏らとサッカーチームを結成。数年前から市議会議員の有志で作ったチームのキャプテンを務める。背番号は「10」だ。

大学4年時、遠縁にあたる元参議院議員の斎藤文夫氏に誘われ秘書となった。議員を志したのは、衆議院議員秘書の地域担当になってから。「地域には課題が山積しており、故郷の地で立つことを決意した」。28歳のときに「今こそ財政のスリム化を」を掲げ初当選した。

都市農業の振興もライフワークの一つ。JAセレサ川崎が運営する体験型農園「あぐりっこ農園」で野菜作りに挑戦したことも。「自らやってみることで都市農業の価値を理解することができた」。海好きが高じて一級小型船舶操縦士免許を保持する。「海から見る景色は格別。客観的に社会を見ることができる」と思いを馳せる。