本厚木駅周辺で4月29日に、ボランティアグループがゴミ拾いをしながら三川合流点に向かって歩いた。

戸室在住のシンガーソングライター・上野友輝くさんが中心となって開いたイベントで、集まったのは8歳から80歳代までの10人ほど。埼玉県から訪れた参加者もいた。駅前周辺の商店街でゴミを拾い集め、市の許可を得て排水溝も開いた。中にはドロドロになった吸殻がたまっており、袋がすぐに一杯になった。

上野さんは「人の居場所」をテーマに活動を続け、2021年からゴミ拾いをスタート。はとぽっぽ公園や商店街などを清掃し、今回で10回目になる。「捨てないことが一番ですが、ゴミ拾いをするなりして、落ちているゴミを意識して見られることが大切」と上野さん。ゴミ拾いは知らない人同士の交流のきっかけになるのも醍醐味だ。

この日はゴールの河川敷で参加者たちが焼肉を囲み、上野さんがギターを弾いて自作の歌を披露した。次回は5月28日。詳しくは【携帯電話】080・6800・3077、【メール】totworks36@gmail.comへ。