軽く柔らかいボールを使用することで身体への負担が少なく、子どもからお年寄りまで楽しめると人気のソフトテニス。

茅ヶ崎ソフトテニス協会は現在、「小学生ソフトテニス教室」の参加者を募集している。

これは同協会が競技の普及と選手育成を目的に、2008年から始めたもの。

対象となるのは市内在住の小学3年生以上の男女で、毎月第2・4土曜日の午前中、芹沢スポーツ広場庭球場を会場に行っている。

参加費は1年間でわずか7000円。この教室で競技を始めて、関東大会や全国大会に出場した選手も多いが、活動はいま曲がり角を迎えているという。

来年度は数人に?

少子化に加えてコロナ禍で練習が制限されたこと、広報が十分にできなかったことで、参加者が徐々に減少。このままでは来年度は数人にまで減ってしまうという。

これを受けて同協会では、これまで毎年3月で締め切っていた受付を随時可能に変更した。

同協会の水村博さんは「競技を通じて、あいさつすること、時間を守ること、物を大切にすることを伝えています。またソフトテニスは必ずダブルスで行うので、パートナーと助け合うことで自然と協調性が身に付きます」と話す。

ジュニアクラブも

また同協会では、市・県大会への出場を目指す選手を対象とした「ジュニアクラブ」を設けており、こちらも会員も募集している。

原則、毎週土曜日と日曜日の午後、市営コートや高校を会場に練習を行っている。これまでに約50人が卒業。19年には当時6年生の女子ペアが全日本大会に出場するなど、県下屈指の強豪として知られている。

「小学生ソフトテニス教室」と「ジュニアクラブ」に関する問い合わせはいずれも同協会【メール】253stc@gmail.com、または【携帯電話】090・9957・4534水村さんまで。