▽...横浜北ロータリークラブ(RC)に入会して20年目という節目の会長職。10年前にも会長を務め「2回目は想定していなかったが、やるからにはしっかり」と表情を引き締める。変化する社会情勢の中、RCの適応力が問われるとし、「会員同士の絆をさらに深め、未来に向けた活動を進めたい」。

▽...生まれも育ちも大倉山。小さな頃から地域イベントが大好きで、何より人との交流を大切にしてきた。自宅の庭にある手づくりの「森の蔵ガーデン」は、梅や桜など四季を感じられる場。花見や夕涼みなどのイベントを自ら企画し、多くの人を招待する。「知り合った人に笑顔になってもらいたい。その一心でね」。知人らを自宅でもてなした懇親会は数知れず、一室の壁には参加者の記念写真がずらり。その一枚一枚に、人とのつながりを重んじる気持ちが表れている。

▽...会員相互の親睦の充実やインパクトある活動、RCの認知度・イメージ向上、情報伝達のIT化など、今年度も多くの重点項目に取り組む。中でも会員増強は喫緊の課題。新しい仲間をつくるため「まずはRCのことを知ってもらい、興味あるイベントに参加してもらえたら」と呼びかける。今年度も自ら活動を楽しみ、笑顔の輪を広げていくつもりだ。