サッカーWEリーグの「ノジマステラ神奈川相模原」が8月19日、アリオ橋本(大山町)で新体制発表会を行った。

同クラブの馬場正臣代表や菅野将晃監督、小笠原唯志テクニカルダイレクター、新加入選手6人を含む選手10人が参加した。新ユニフォームがお披露目され、それぞれが抱負を語った。

馬場代表や菅野監督は、昨季を振り返り、今季のクラブやチームの方針を発表した。

馬場代表は「昨季のクラブの最終戦績は9位。前半を4位で折り返し、後半で勝ちきれない試合が続いた」と課題を述べた。今季は「あえて数字にこだわりたい」とし、「5位以内、10勝(昨季5)、勝ち点30(同19)」を目標に掲げた。

「ワンチームで」

2季目を迎える菅野監督はチームの方針を発表し、守備面では「アプローチの鋭さ、スピード感の強化」、攻撃面では「パス&ムーブ、ポゼッション」に重点を置き、「相手のディフェンスラインの背後をつく」戦術を掲げた。菅野監督は「ワンチームとして戦うことが最大のテーマ」と抱負を語った。

新加入選手のひとり、3シーズンぶりに復帰した川島はるな選手(MF)は「ノジマステラの一員として戦えることに感謝の気持ち。運動量とファーストタッチに自信がある。3ゴールを目標としたい」と語った。主将の久野吹雪選手(GK)は「失点を減らし、とにかく勝ちにこだわりたい」と力を込めた。

なお、8月26日にはWEリーグカップの初戦が行われ、セレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦したノジマは、0―2で敗れた。