小田原市扇町の井細田八幡神社で9月16日、「子供奉納角力(すもう)大会」が催行された=写真。今回はコロナ禍を経て4年ぶりの開催となった。

旭丘高校相撲部の協力で作られた土俵上で、まわし姿の小学生力士が白熱の取り組みを行った。4年生以上はトーナメント戦が行われ、同校相撲部OBの大学相撲選手がサポートする中、土俵際の粘り腰や豪快な投げ技に観客から大きな声援が送られていた。

同神社の総代、堀口光夫さん(75)は「これまで雨に見舞われることも多い大会だったが今年は晴れて良かった。久々の盛り上がりを見ることができて、地域交流の行事が復活したと実感できた」と目を細めていた。