茅ヶ崎をはじめ湘南で撮影された短編映画『フレームを外れたところ…』が来年公開されることになった。

同作は約30分の短編映画で、主人公・俊介を『仮面ライダーキバ』などで知られる俳優の武田航平さん、ヒロイン・あみを女性ダンスユニットE-girls出身の坂東希さんが演じる。

撮影は今年9月に中海岸の住宅や堤のスタジオで行われた。「目に映るものすべてがフレームとなり思わずシャッターを切りたくなるショートフィルム」といい、年内に完成し、来年ネット配信や海外の短編映画祭への出品を予定している。

11月8日には、監督の宮野ケイジさんが茅ヶ崎市役所に佐藤光市長を訪問し、作品をPRした。

宮野監督は「茅ヶ崎というと海や夏のイメージだったが、撮影を通じて新たな印象が加わった。湘南に住む人にも『こんな場所があったんだ』と思ってもらえたら」と話し、佐藤市長は「茅ヶ崎には市北部などにもいいところがたくさんある。こうした機会が新しい魅力の発信につながれば」と期待を寄せた。