3月末で閉校するいずみ野小学校(齋藤敦子校長)が3月2日、近隣の県立松陽高校体育館で閉校式・閉校記念式典を開いた。同校は4月から瀬谷区の阿久和小学校と統合し、新たな「いずみ野小学校」となる。閉校式典は楽器演奏や歌の記念公演も行われ、会場は音楽と笑顔に包まれた。

この日は厳かな雰囲気の「閉校式」と、音楽を楽しむ「閉校記念式典」の二部構成。同校児童のほか、歴代のPTA会長や学校関係者、地域住民も出席して、歴史の1ページに立ち会った。

実行委員長を務めた横山正美さんは、畑での同校の生産活動などを長年支えてきた一人。あいさつでは「いずみ野の地はもともと人家も少なかったが、駅ができ、町ができていった」と振り返り、「そんな中でいずみ野小もでき、新旧の住民が融和した素晴らしいまちができた」と語った。

齋藤校長は「地域ぐるみの教育実践がいずみ野の子たちを豊かに育ててきてくれた」と感謝を語った。

「阿久和小の友達とともに」

児童代表あいさつでは卒業を控えた6年生の伊田夏純さんが登壇。生産活動をはじめ「貴重な機会を与えてくださったすべての方々に感謝したい」とし、「登下校では雨の日も黄色いベストの学援隊の皆さんが見守ってくれ、そのあいさつにどれほど元気づけられたか」と振り返った。

また新年度に向けて、「阿久和小の友達とともに、子どもたちの個性・魅力があふれる素晴らしい学校になってくれると思う」と期待を込めた。

その後、齋藤校長から市教育委員会事務局西部学校教育事務所の末岡洋一所長へ「学校開校宣言」の額と校旗が返還された。

プロの歌にもふれ楽しく幕

厳かな雰囲気から一転して、第2部の記念公演では地元のアシノ・マンダリン・アンサンブルがステージに。同校の校歌を手掛けた中田喜直氏にちなんで、「めだかの学校」なども披露した。

続いてステージに上がったのがプロのオペラ歌手4人からなる「いずみ野小ファイナルスーパーカルテット」。ここでも中田喜直氏が作曲した「小さい秋見つけた」「夏の思い出」などを交えながら、プロの迫力ある歌声を披露。

最終盤には会場の児童らとともに「いずみ野小学校校歌」を歌い上げて幕を閉じた。