松田警察署(遠藤克也署長)管内で3月末に車両損壊と倉庫荒らしが連続発生した。同署は同一犯の可能性も考慮して捜査、周辺パトロールを強化している。住民に対しては、ドライブレコーダーや防犯カメラの設置などの対策を勧めている。=4月3日起稿=

同署には今年に入ってから3月末までの間に車両損壊被害が16件寄せられている。このうちの6件は3月末の被害で、6件のうちの3件は同一駐車場だった。

被害内容は「タイヤに穴をあけられた」「ガラスを割られた」「車両を蹴られて凹まされた」など。昨年1年間の同種被害事案は約40件。これと比べれば増加ペースだが、腹いせ・いたずら等による一時的なものの可能性も考えられ、今後捜査を進めていくという。

倉庫荒らしも

倉庫荒らしの被害も連続している。今年は3月末時点で6件(昨年1年間で18件)。特に3月24日、28日には未遂も合わせて計4件発生した。

同署は「いずれも対策が難しい犯罪ではあるが、停車中も録画できるドラレコや防犯カメラの設置、必ず施錠、貴重なものを置かないなど基本を徹底してほしい」と呼び掛ける。