南足柄市の大雄山最乗寺では4月に入り、本堂脇のしだれ桜が見頃を迎え、境内を彩っている。

今年は気温が上がった3月末に開花し、あっという間に満開に。天気に恵まれた4月2日に同寺を訪れた県内在住の40代男性は「お寺の雰囲気が良く、桜も色が良いですね」と満開の花を前に笑顔を見せた。

しだれ桜は約40年前、信者からの奉納を受けて植えられたものだといい、以来春の風物詩として地元住民をはじめ、多くの参拝者を出迎えてきた。同寺によると、今週末まで見頃を楽しめるという。