鶴見区自治連合会の新しい会長に、宮野昌夫さん(86)が4月1日付で就任した。

宮野さんは地元の馬場町南部自治会の会長を30年以上務め、2022年に市の永年表彰も受賞。そして、寺尾第二地区連合会の会長も15年間務めている。新会長就任について、「出会いに恵まれて今の自分がある。鶴見への感謝の思いで、1人でも多くの方が笑顔になるまちを作りたい」と意気込みを語る。

宮野さんの自治会活動は、1966年に町会役員に誘われたことがきっかけ。当時の連合会長に水道道の街灯を増やすことを提案し、「最初は無理かと思ったけれど、自治会が動けば実現することを体感した」。それからより良いまちづくりのため、積極的に関わるようになっていった。

3年後に区制100周年を迎える鶴見区。「各連合会の良い取組みを情報共有し、周年までに区全体に広げていきたい」と話し、「優しさと潤いのあるまちづくりを皆さんと進めていきたい」と笑顔で語った。