相模川グラウンドで5月4日と5日の両日に開かれる「座間市大凧まつり」に向けて、座間市大凧保存会(近藤昭夫会長)が4月14日、同グラウンドで糸目付け作業を行った。

同保存会メンバーや市職員有志、地域住民、陸上自衛隊座間駐屯地の関係者など約50人が参加し、およそ3時間の作業に汗を流した。

糸目とは、約13メートル四方の大凧と引き綱を結ぶ太さ約1センチの糸で、空中でのバランスを担うもの。この日は寝かせた状態の骨組みに47本の糸目を結び、掛け声に合わせて少しずつ大凧を起こして糸の張り具合を調整した。

今後は紙貼りや縄入れを経て、4月20日に座間小学校体育館で今年の凧文字「輝龍」を書き入れて本番を迎えることになるという。

同保存会の近藤会長は「大勢の方々が携わり、間もなく大凧が完成します。みんなの気持ちを一つにするように、大空を元気よく舞ってほしい」と期待を寄せていた。