大相撲藤沢場所実行委員会(勧進元・最上重夫湘南営繕協会社長)が中心となって、市内3会場で行われていた献血キャンペーンが13日まで行われ、過去最多となる903人が協力した。集まった血液量も記録を更新。過去最高の昨年より30リットル多い294リットルだった。

キャンペーンの最後を飾る13日の藤沢場所会場、秋葉台文化体育館では、セレモニーも開催。日赤神奈川支部支部長を務める黒岩祐治県知事をはじめ6市1町の首長が参加した。あいさつに立った黒岩知事は「日本最大級と言われる献血、みなさんで協力していこう」と呼び掛けた。

会場には献血車7台が集結。予約者に加え、大相撲観覧者や、活動を知った市民らも詰め掛け多くの善意が集まった。最上勧進元は「人間を救えるのは人間だけ。この思いに多くの方に賛同いただけて大変、うれしく思う」と話した。