相模原市立富士見小学校5年4組の児童が、相模原市果実組合長の長谷川辰夫さんと協力し、地元産キウイのPRキャラクターを考案した。長谷川さんは3月22日に同校を訪れ、児童が提出した6つの案のうち、採用するキャラクターを発表した。

児童はこれまで総合的な学習の時間に、市の特産品であるキウイフルーツ「相模レッド」「相模ゴールド」「相模グリーン」について学んだ。アンケートの実施により認知度に課題があることを知り、校内イベントでの販売などを行って普及に努めてきた。

長谷川さんを迎えた児童は「1年間ありがとうございました。これからもおいしいキウイを作ってください」と伝え、プレゼントとメッセージカードを手渡した。

長谷川さんがPRキャラクターとして市の鳥「ひばり」をモチーフとしたデザインと、「こうく」「こはく」「えめる」という名前を採用すると、児童は拍手で賛同。「選んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。

長谷川さんは「児童の熱意に感謝している。キャラクターを活用し、相模原のキウイを多くの人に知ってもらいたい」と話した。