大雄山最乗寺のふもとにある仁王門から境内まで伸びる約2Kmの参道では現在、群生するシャガが見頃になり、参拝者を迎えている。

この道は通称「あじさい参道」と呼ばれ、6月初旬から7月初旬まで色とりどりのアジサイが楽しめる人気スポットの一つ。しかしそれより少し前の4〜5月には毎年シャガが花を開き、春の参道を華やかに彩ることでも知られている。

今年は4月中旬はつぼみも多少見られたが、多くが開花。車道脇の至るところで、杉林の隙間からの木漏れ日を浴びて輝く姿があった。

同寺の職員は「例年5月10日頃まではきれいに見ることができる。大型連休など、みなさま、ぜひ見に来てください」と話した。