にいはる里山交流センター(新治町887)の長屋門ギャラリーで現在、「春愁(はるうれい)・にいはる〜砂田節子植物写真展〜」が開催されている。

5月22日(水)までの会期中は午前9時から午後5時まで(入園4時30分まで)自由に観覧することができる(5月13日(月)・20日(月)は閉園)。

黒い布を背景に

ギャラリーには、10年ほど前からiPhoneを使って新治地区を中心に区内の植物を撮影している砂田節子さん=今号人物風土記で紹介=の作品が20点展示されている。砂田さんの作品の多くは黒い布を背景にして撮影されており、どれも幻想的だ。

「植物が浮かび上がって見える感じが面白くて5年ほど前から黒背景で撮影しています。普段気が付かないような足元に生息する植物に焦点を当てて撮影しています。花の美しさだけではなく、蕾や枯れていく様子なども含めて、何気ない植物の魅力を少しでも多くの方に感じていただけたらうれしい」と砂田さんは話す。