新百合ヶ丘駅長に4月1日、嘉山昌弘さん(55)が着任した。

同駅の駅長は新百合ヶ丘駅から唐木田駅までの多摩線8駅を管轄する。

開業50周年の節目

今年、小田急多摩線は開業50周年の節目の年だ。「川崎市市制100周年も重なり、節目の年に着任したことを誇りに思い、責任を感じている。地域を盛り上げていくさまざまな企画をしていけたら」と意気込む。

松田町出身で実家の近くを小田急線が走っていた。「日常的に利用していた身近な鉄道会社だった」と振り返る。

”安全安心快適に”駅を利用してもらうため、従業員同士のチームワークを大切にしている。

前任は下北沢駅長。入社38年目。鉄道マンとして、長年にわたり仕事に励んできた日々。回顧すると「変化の連続だった。コロナ禍を経て、今の時代から未来を見据えて、よりよい駅を目指してチームで、チャレンジを重ねていきたい」と前を向いた。