高津高校の生徒会執行部が先月、市内で産業廃棄物の回収やリサイクルを行っている「日本ダスト株式会社」の工場を見学した。

高津高校では校内で「高津クリーンプロジェクト」という清掃チームを立ち上げ、生徒会メンバーを中心に南武沿線沿いのゴミ拾いを実施。そのゴミがその後どういう過程を踏んでいくのか?という疑問から昨秋、勉強会(出前授業)を企画し同社に講師を依頼。その授業を通じ日本ダスト株式会社の処理事業の説明に感銘を受けた生徒からは「今後はぜひ実際の現場も見てみたい」といった熱い要望が寄せられ、今回の工場見学が実現した。

当日、同社が開設した中間処理施設「NDK夜光工場」を見て回った生徒たちは、処理が困難な物を「破砕」というプロセスで対処している現場の迫力に興味津々といった様子。前回の出前授業とは異なり、廃棄物ひとつ処理するには沢山の工程を経ること、厳しい法律のもと適切な管理されていることなどを学び、有意義な時間を過ごしていた。