多摩市内でも東京ヴェルディのJ1昇格にわき、応援熱が高まっているのが多摩市立総合体育館のスタッフだ。

体育館のほかに、市内の武道館や公園などを管理するスタッフたち。ヴェルディや女子サッカー・東京ヴェルディベレーザの選手らが練習に使う多摩市立陸上競技場も管理していることからクラブとの接点は多い。

館内には「J1昇格おめでとうございます」といったメッセージやポスター、ユニフォームなどが展示されている。また、試合結果や次節ホームゲームの案内といった最新情報を掲示し、試合を盛り上げている。

昨年10月から同館のスタッフとして働く岡村奈津子さんは「もともとサッカー観戦が好きでしたけど、配属されたばっかりに昇格が決まってうれしかった。体育館だけではなく武道館のスタッフも一緒になって喜びました」と振り返る。

今年3月に、ヴェルディの選手を招いて開いたサッカー教室には定員を大きく超える応募があったという。およそ150人の子どもが参加した。「J1昇格の効果があり、注目が高かったと思いますが、楽しいサッカー教室になり大成功でした」と岡村さん。

ゼルビア戦を前に岡村さんは「ぜひ勝ってほしい」とエールを送った。