町田市消防団の新団長に4月1日、副団長などの要職を歴任してきた飯島保彦氏=人物風土記で紹介=が就任した。

任期は2年間で、就任にあたり、飯島氏は「1月には能登半島地震も発生し、いつ起こるかわからない災害への備えが重要になっていると感じる」と話し、「消防団としては、今後消火活動と救助活動を専門的に行う訓練を増やしていく予定」としている。

現在58歳の飯島氏は1988年に入団以降、副分団長や分団長、副団長などを歴任してきた。

団員募集

市消防団は新たな団員を募集している。

応募資格は市内在住・在勤・在学で18歳以上の心身が健康であることで、一定の要件を満たすと危険物取扱者(丙種)や消防設備士(乙種)などの試験科目が一部免除されるほか、救命講習を修了すると、「救命講習修了証」が交付されるという。

市消防団は現在、定員660人に対して200人ほど不足している状況という。問い合わせは町田市・防災課【電話】042・724・2107へ。