横山台に大輪のバラが咲き誇る一画がある。超音波を活用した画期的なバリ取り洗浄装置のメーカーとして知られる「株式会社ブルー・スターR&D」の敷地で、薄いオレンジとピンクのバラが見頃を迎えた。

会社を取り囲むように植えられているのは「サハラ98」「サンセットグロウ」という品種で計20株ほど。休日は写真撮影を楽しみに訪れる人も少なくないという。

創業者である代表取締役会長の柴野佳英さんによると、2010年に会社を立ち上げた時、「パートで勤めるスタッフの子どもたちが来ても見るところもない。ならば自宅で育ててきたバラで植えてみよう」と土壌を改良し、挿し木を続けてきたという。

「会社はバラの花と一緒に成長してきた。今年は過去最高の出来栄えですね」と笑顔を見せる柴野さん。

四季咲きの品種のため、秋頃まで観賞を楽しむことができるという。所在地は中央区横山台1の31の1。