立憲民主党の岡田克也幹事長=写真=は5月12日、川崎市労連会館(川崎区東田町)で開かれた党10区の総支部主催のタウンミーティングで講演し、政治資金パーティーの裏金問題に対する岸田政権の対応を批判した。

岡田氏は「リクルート事件では自民党には危機感があった」と指摘。自民党から政治資金規正改正法案がいまだに出てこないことに対して「本気で現状に対する危機感がみじんも感じられない」と述べた。裏金問題について岡田氏は「自民党の問題だけではない。日本の政治そのものが大きな危機に面している」との認識も示した。

「閣議決定」が乱発される状況についても言及し、「国会の場で議論して決める真っ当な政治にしていかねばならない」と力を込めた。